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ラウンドブリリアントその2
パビリオン側の研磨に入ります。
今まで下にしていた方向を上に付け直して磨き始めますが、クラウン側にあるカット面と合わせないといけないので、面をつける場所には十分な注意が必要です。

ラウンドカット手順
まずはパビリオン・メイン・ファセットを作ります。
前述のように、クラウンのファセットとぴったりあう位置を見極めて、全体を八等分にします。
結局ここでも必要なのは勘。

ラウンドカット手順
次にパビリオン・ガードル・ファセットを作ります。
パビリオン・メイン・ファセットをガードル部分を半分に、頂点までの長さも約半分にします。
パビリオン側の面はこれで終了です。
最後に磨きます。これもクラウン側と同じく、カットした順番に磨いていきます。

ラウンドカット手順
全ての面を作り、磨き終わったところ。
全体的に白っぽかったのが、クリアな面になっているのがわかります。
ガードルとキューレット(パビリオンの頂点のとがったところに小さく取る面)は、割れの防止の為に面取りをする部分。
社長の場合、キューレットはあまり作らないそうです。ガードルはさっと面を作る程度。基本的には磨かない様です。

ラウンドカット手順
磨き終わった状態で上から見た写真。
これらの工程を経て、よく見るラウンドブリリアントカットの出来上がりです。
今回のラウンドブリリアントカット見本は、直径13.5mmの水晶(社長作成)です。
No.17まであると言ったわりに写真が少ないのは、磨きの工程は写真ではほとんどわからないので割愛したためです。

さて、最後に社長から一言。
「研磨はとても面白いけれど、自分でやるより買ったほうが良いと思う」
ここまで引っ張って、それでしめちゃうんだ…。
ラウンドブリリアント!
各作業の工程には赤丸を付けておきます。
グラインダーで形を整えたら、研磨盤でカット面を出していく作業になります。

ラウンドカット手順
まずは、テーブルを研磨します。
ここだけ、ドップ棒を斜めに付けて行うわけです。
テーブル面は一気に仕上げ磨きまで行います。
最後に磨こうとして、テーブル面が大きくなったら全てが台無しですから。

ラウンドカット手順
次にメイン・ファセットです。
テーブルの周りを八等分します。幅や角度は勘で出すらしいです。
所詮手でやんだから、見た目がよければいいんだよ!と言われました。
ものの本には色々書いてあるんですが、どこがそれに当たるのかさっぱりわかりません。
ここは全体の中心になるところなのでとても大事です。勘を鍛えましょう。

ラウンドカット手順
次がスター・ファセット。
メインファセットとテーブルの間に作るファセットです。
どのファセットでもそうですが、一ヶ所作ったら、正面に移動して、徐々に全体を整えて行くのが原則です。
何がスターなんだと言ったら「そこの部分を上から見ると星に見えるから」と返ってきました。
とてもわかりやすいです。

ラウンドカット手順
最後にガードル・ファセットです。
スター・ファセットとメイン・ファセットの交点とガードル・ファセットの頂点がぶつかります。
メイン・ファセットの線を中心に2面出来るので、16面になります。
ここまで面が出来たらば、クラウン側は完成です。

最後にクラウン側の磨きを行います。
面を作ったときと同じ順序で磨いていきましょう。
各面のズレや、形の狂いなどがあれば、この仕上げ磨きで合わせます。


次回は、パビリオン側に進みます。
研磨器具説明続き
どんどん続く研磨器具の説明。
いい加減ラウンドブリリアントカットを忘れそうだよ、とお思いかと思いますが、これで終わりますから耐えてください。

テーブル研磨用ドップ棒
前回ドップ棒に石を付ける場合には、中心軸にきちんと合わせて取り付けないといけないと書きましたが、例外があります。
それはテーブル面の研磨の場合です。
ドップ棒を直角に持って研磨するのは至難の業なので、テーブルを磨くときだけは、写真のようにわざと傾けて取り付けます。

面を作る
そして、カット面を付けるとはどう言うことかの見本です。
一ヶ所、新しい面を少しだけ研磨したところです。左右対称に2面作られています。写真赤丸部。
マジックでカットする形状の説明が描いてありますが、これを参考にしつつ、きちんと出来ているか確認を繰り返しながら、少しづつ理想の面を作っていきます。
石は削ったら無くなってしまうので、小さくなってしまったらやり直しはききません。慎重に行います。

研磨盤
カット面を付けた後は磨きの作業です。
ほとんど同じに見えますが、こちらは仕上げ磨き用の研磨盤。
石に合わせて研磨剤と板(鉛や銅)を替えます。
これは、鉛の板にダイアモンドパウダーで磨いているところ。
磨き上げられて初めて、宝石の美しい輝きが生まれるのです。


ところで、こんな特殊技術を持っているなら、お昼ご飯とか言い続けてないでとっとと書けば良いのに、そう思いますよね。私も思いました。
その理由をそっと説明しましょう。
水が冷たいうちは駄目なんですって…。寒いから…。
研磨器具説明
ラウンドの説明に入る前にもうしばらく研磨器具の説明をします。
こちらが研磨盤。前回説明したグラインダーでフォームを整えた後で、カット面をつける道具です。

研磨盤
中央部の回転するダイアモンド製の円盤に、石を押し当てて研磨していきます。
上の写真の右上にあるホース付きの筒は水のタンクです。ここでも、少しずつ水を流しながら研磨していきます。
ドップ棒
ドップ棒と呼ばれる木の棒に、ヤニを使って石を取り付けたところ。
中心軸にきちんと合わせて取り付けないと、きちんとカットできないので要注意。

研磨盤
研磨盤の横にある穴の開いた板に、ドップ棒を押し付け角度を調整します。
研磨する面は、まったく見えない状態で作業していくので、音と手先の感覚で判断していきます。
もはや神業ですね!出来る気がしません…。

詳しい方はお分かりかも知れませんが、社長の研磨方法は、ドイツのイーダー・オーバーシュタイン方式で、ドップ棒を手で直接持って研磨します。
現在の日本でのファセットカットの研磨は、機械を使用する場合が多い(ごく少数の手ずりの職人さんがいらっしゃるはず。これは、より神業)ため、やっている人は少ないだろうとの事でした。

そして、今回の研磨の記事ですが、実は私はまだ体験したことがないので、社長の仕事と本等を見て説明しています。
やることを前提に教えてくれているはずなのですが「その辺はセンス」とか「やれば出来る。やらないとわからない」とか言われてるばかりです。
わかりにくい点、間違った点などあるかも知れませんが、ご了承ください。
ラウンドブリリアントの研磨について
先週の予告どおり、研磨の話をしたいと思います。
結構長くかかると思いますが、お付き合いください。
そして、一個前の記事については、是非、見なかったことにしてください。
私には消す権限が無くて…。

ラウンドブリリアント説明図

今まで載せてきた社長による研磨石は、変形カットばかりですが、まずは基本のラウンドブリリアントカットで説明をしたいと思います。
今後の説明がわかりやすいように図を作りましたので、わからなくなったら参考にして下さい。
この図中で1~6までは書いてありますが、7のガードルは図にありません。
向かって左が上(クラウン)から、右が下(パビリオン)から見た図なのですが、7ガードルはこの上下の境界線を指します。

研磨順序説明石
これが、石の研磨見本。水晶製。
No.1~No.17までで、No.1~No.10までがクラウン側、No.11~No.16までがパビリオン側。No.17が完成品です。
これを使って徐々に説明していきたいと思います。
まずは、工具の説明から。

石切断機
まずは、石用カッターで原石を必要な大きさに切断します。
グラインダー
そして、直径60cm位の砥石が高速回転するグラインダーと言う道具で、大体の形を整えます。
この写真だと、手前が荒い砥石で、奥に行くに従って細かい砥石になっていきます。

研磨の工程は、石の熱が上がり過ぎないように水を流しながら行います。
その水がすごいはねます…。なので、冬場は研磨をしたがりません!

追記:画像について
一部画像が、携帯電話では表示されない場合があるようです。今回はカット説明図にその症状が出ています。
また、表示が可能な場合も、文字が小さすぎて読めない可能性が高いので、出来ればパソコンからご覧ください。
今日の風樹さん
皆さん、おはようございます。

朝、会社に来ると机の下に潜り込む風樹さん!

さて、なにをしているのでしょう…?

皆さんのご想像にお任せします♪(笑)

20090615091603
パズルの宝石
社長の研磨品紹介。作品とは言われたく無そうです。
でも、社長の主張する『お遊び』とは書きたくありません。
巷によくある、木で出来たパズルを遊び交じりで作ったものだそうです。
材料は、左から、水晶・煙水晶・合成ブルークォーツ・奥が水晶と練りラピス。
石のパズル

ばらばらにするとこんな感じ。
全部同じ形です。意外と組み立てるのは至難の業。
しかし、コツがわかっている社長にはちょちょいのちょいらしい。
組み立てようと思って努力してみたのですが、席を立っている間に組み上げられてしまいました。
石のパズル

以前、取引先の営業さんがディスプレイとして持っていった時に、
「ばらばらになって直せず、お客さんに笑われた」と泣きつかれた曰く付きの物だそうです。

来週から、研磨の道具や工程の紹介をする予定です。
請うご期待!
オリジナルカット石
社長の手による、オリジナルカット石を紹介。
研磨石
各辺の中心部が少し膨らんだ四角形。
研磨石
同じく各辺の中心部が少し膨らんだ三角形。
研磨石
ピシッとした正三角形。

こんな説明で良いんだろうか?伝わらないぞと怒られそう(笑)。各自に名前は無いそうです。
そんなもったいない、とか言った日には、お前付けろと言われてしまいそうなので、口には出さない。
書いたら同じだけどね…。

水晶だそうですが、透明度が高い石なので、非常に美しく輝きます。
写真ではそう言った点が伝わらないのが残念です。

研磨石
大きさを示す為に、つまようじを入れてみました。
ここまで大きいと、リングにしたら笑える状態になるでしょうが、自分では見えないアイテムって大好きな石とか使うとちょっと残念な気がしますよね。

先日割った石は、まだ何もしてません。
こんな風に出来るようになるのは、すぐだよすぐ!
と社長は明るく仰いますが、絶対嘘だと思います。
入梅
関東地方もついに梅雨入りですね。
梅の実の時期だから梅雨って梅なんでしょうか?
『入梅』と書いて『つゆいり』と読むのも不思議です。

今日は雨は降ってませんが、六月も半ばに入りましたから、宣言は当然の様な気もします。
風が少し冷たいでしょうか。
和傘風の骨の多い傘が欲しいんですが、重いだろうと思うと迂闊に手を出せません。
あれが欲しいんだけどなぁ。通販以外ではどこで売ってるんだろう…。
社長が「暑いんだか寒いんだかわからない。寒気がするんじゃない、寒いんだ」と言い出しました。
確実に風邪だと思うので、こんなところで鼻をすすってないで帰って寝て欲しいと思います。

ちゃぶ台が789回転してしまいました。
目玉おやじは687回転。不思議な技名になってます。
いっそ1000回まわしてみて欲しいと思います。ひとごとです。私はそんなにできませんので。
限界はどこなんだろう。他力本願でいいから、それが知りたい。
ゲーム勝敗
無料ゲームにはまっています。
お昼休みにこつこつやったり、家でやったりしては、いらいらします。
やらなきゃ良いのに…。

yahooで探すことが多いです。
「80日間世界一周」「よみがえるアトランティス」「ジュエル・クエストⅡ」「ちゃぶ1グランプリ」そして「目玉おやじのちゃぶ台超回転!」
歴代そんな感じでしょうか。
大抵記録を出すのは社長です。591回も目玉おやじ回転させてどうするつもりなんでしょう。
ずっと、『目玉の親父』だと思ってました。助詞はいらないんだこの人(だから人じゃない)。

脳力診断で、10代後半を出す社長と20代後半までしか出せない自分の差に愕然としたり。
私の方が実年齢は下なのに、ショック…。

昨日いただいた魚は家にもって帰って冷凍しただけでまだ食べてません。
隣で『さかなさかなさかな~♪』と歌っているのが気になります。
今更、ちょっと魚食べたくらいでは頭は良くならないんじゃないかと思います。ごめんなさい。