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銀ロウ色々
銀ロウ
貴金属同士を付ける場合に用いられるのが、本体より融点の低いロウと呼ばれる素材です。

リングのサイズ直しを例に説明してみます。
リングを切断し、指定された番号になるように加工した後に切れたままだったら困りますよね。
切った部分に流し込み、左右の切り口をくっつけて、切った場所をわからなくするのがロウの役目です。
本体より融点が低いのは、くっつけようとして本体が熔けたら本末転倒だからです。

写真は、銀ロウです。
銀ロウは文字通り銀用のロウ。当然、金ロウやプラチナロウもあります。
750AgL1とか600AgL3等の文字が書いてあるのは、熔ける温度+Ag(銀)+L1(使用順)の意味だと思います。
最初の数字が本当に熔ける温度なのかは実は謎。
そんなに色々なロウを使い分けてロウ付けする事がないので、謎のままでしょう(笑)。

ただし、750AgL1と750AgL2であれば、L2の方が先に熔けます。
最初にL1で付けて、次に同じような場所に付ける時にはL2でL1が熔けない様に付け、まだやるならL3を使うという要領です。

5分と書いてあるのは、やはり750℃で熔けるロウです。ゴブロウと呼びます。
この区分だと有名なのは3分・5分・7分の三種類。もっといっぱいありますが、これらをよく使用します。
私はほとんど5分しか使わないです。
3分は780℃で熔ける物なので、L1と同じく最初に使います。

銀ロウは銀ロウ入れに色々入っているのですが、ほぼ全部使いかけ。
右上や左下の様に、数字全部が残るように切って使ってくれればいいんですが、上段左の5AgL2や675しかわからない物なんか良い方で、全くなんだか不明の小さなロウ材が結構あります。
どうしろというのだろうか…。箱を見る度に諸先輩方の性格を思い、何となく微妙な気持ちになります。
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